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営業開発スタッフコラム 第43回 「高温・多湿の排ガス臭気対策」

エスポ化学の営業開発スタッフが不定期でコラムを配信します。
悪臭対策のとっておきのノウハウをはじめ、製品ページではご紹介出来ない情報もお届けする予定です。

テーマ「高温・多湿の排ガス臭気対策」

こんにちは。

窓を開けると気持ちのいい風が吹く季節になってまいりました。
脱臭業界あるあるなのですが、季節の変わり目は臭気に関してのお問い合わせが増える時期でもあります。

さて、今回ご紹介する事例は【高温多湿排ガスの臭気対策】です。

排ガスが高温多湿という時点で非常に厄介です!
乾式の脱臭装置が湿ってしまい効果は半減、湿式(消臭薬剤)脱臭装置も高温のせいで効果が十分に発揮できない、と我々にとって非常に頭を悩ませる事案なのですが・・・もちろん対策は可能です👍

前置きとして、多湿ということは排ガス中の水分が多いことを指します。臭気成分の中には水に溶け込む成分も多くあり、この排ガス中の水分に多く溶け込んでいたら…排ガス中の水分を除去するだけで、脱臭効果があるのではないか!?と私が考え始めたのが約5年ほど前でした。

高温・多湿の排ガス臭気対策

そこで目を付けたのが『熱交換器』です。
今や熱交換器はエアコンや車のラジエーターなど身近な機器でもあります。

高温・多湿の排ガス臭気対策

思い立ったが吉日ということわざにあるように、過去の私は早速熱交換器を取り入れたテスト機を作り、高温多湿+油分でお困りのお客様へ持ち込み試験をさせていただきました。結果として、臭気濃度で40%-50%の臭気削減効果を得られました(排ガスを冷やしただけで、です^^;)もちろんドレンとして水と油が多く回収できております。

その後の臭気は除湿された常温ガスなので、適宜対応装置で臭気の処理を行います。
これが効果がある例としては、

  • 湿布製造時の排ガス
  • 蒸し物製造時の排ガス
  • 揚げ物製造時の排ガス

などなど・・・。

現在の臭気問題は様々です。
我々も常日頃から勉強&アイデア捻出の連続です。

高温多湿の排ガス臭気でお困りのお客様、是非とも我々にお声がけください。

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