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触媒式脱臭装置
排ガス中の可燃性物質やVOCガス、悪臭を触媒を介して空気と接触させ酸化反応により、無臭・無害化するシステムです。
直接燃焼式脱臭装置と比べ燃費が約1/3!
触媒式脱臭装置は、排ガス中の可燃性物質やVOC、悪臭を触媒を介して空気と接触させ、酸化反応を起こして無臭・無害化する方式です。可燃物質を発火点以上(700℃~800℃)に加熱し、酸化反応を起こさせる直接燃焼式脱臭装置と比べ、本装置は発火点以下の低温度(300℃~350℃)で酸化反応を起こすことが出来るため、予熱のための燃費が1/3程度で済みます。
本装置は熱交換機を内蔵。一層のコストカットを図っています。追加の二次熱交換器の増設でさらに大幅な燃費の節約が可能です。
触媒式脱臭装置の特徴
1 | 高性能の白金系触媒を使用しており、高い脱臭効率を発揮します。 |
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2 | 触媒を用いた低温度の燃焼のため、窒素酸化物の発生が少なく、低NOx運転です。 |
3 | 装置内の排ガス流路を負圧構造として、臭気のリークを防止しています。 |
4 | 装置が一体構造となっており、通貨抵抗が小さく消費電力を抑える設計です。 |
5 | 送風機が本体内蔵型であるため、低騒音運転です。 |
6 | 高効率の熱交換器を内蔵しており、燃費節約型です。 |
7 | 触媒性能を十分に発揮させるため、処理ガス温度と濃度の均一化を図る送風システム構造となっています。 |
8 | 運転表示が分かり易く、操作も簡単。 |
9 | 触媒式脱臭装置には不適とされている、触媒毒となるシリコン(Si)やリン(P)などを含む排ガスに対しては、微量であれば前処理剤を配置することにより対応が可能です。 |
10 | 蓄熱式脱臭装置と比べ、設置面積が小さく、設備がコンパクトで重量も軽いので初期コストが安価です。 |
使用用途
- 金属印刷、フィルムのコーティング、インク製造、包装材製造、合成樹脂製造、薬品・接着剤製造、乾燥炉、各種研究機関
- 半導体・液晶製造、香料製造、化学合成プラント、食品製造、他